深すぎ&浅すぎ…自家焙煎の失敗談

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深すぎ&浅すぎ…自家焙煎の失敗談

こんにちは、コーヒーで独立を目指している会社員、シカゴクマ(人生Lv31)です。

何事もこなれてきたきたころに失敗をやらかします。

「なんとなくわかってきた」と思い始めたころ。

それが一番危ない。

今日は、そのタイミングでやらかした失敗を2つ、紹介します。

失敗その1:深煎りチャレンジ→炭みたいなコーヒーができた

焙煎を始めてしばらく経ったころ、1ハゼと2ハゼの違いもわかってきて、時間管理もなんとなく形になってきた。そのころ、ふと欲が出た。

「もっと深く煎ったらどうなるんだろう」

きっかけは単純で、まわりに深煎り好きが多かったこと。喜ばれるなら深くしたい。それが動機でした。

2ハゼというのは、焙煎中に豆が2回目にパチパチ音を出すタイミングのことで、ここから先が深煎りゾーンに入ります。

普通はここで止めるか、数十秒で終わらせることが多いんです。

でもそのとき自分は「もっと行けるはず」と思って、深追いしました。

2ハゼ開始から30秒。豆の表面がテカテカしてきた。

1分。少し煙が濃くなってきた。

1分30秒。「そろそろ限界かな」と止めた。

冷やして取り出した豆は、真っ黒で油分でギラギラしていました。

見た目だけでもう「これは…」という感じがしたけど、飲んで確かめました。

深煎りのコクと苦みを期待していたけど、結果は焦げた味だった。

コーヒーというより、トーストを黒くしすぎたときの匂いに近い。深煎りとは別の何かが完成していました。

失敗その2:浅煎りチャレンジ→薄い紅茶みたいなコーヒーができた

深煎りでの失敗から少し経ち、今度は浅煎りに興味が移りました。

浅煎りのコーヒーは酸味が特徴で、産地の個性が出やすい。

飲んでいておいしいと思うことも増えてきたし、自分でも焼いてみたくなったんです。

ただ、このとき事前に何も調べませんでした。

「時間を短くすればいいだろ」

それだけの認識でチャレンジしました。

1ハゼがまだ始まらないくらいのタイミング。豆が少し茶色く色づいてきたころ、なんとなく「そろそろいい感じじゃないか」とフィーリングで止めてみた。

取り出した豆は、鮮やかな明るい茶色。見た目は正直なかなかよかった。

「いけたかも」と思いながら飲んでみました。

酸味が強い、というより、酸っぱい。

コーヒーの香りなんてほぼない。

なんか独特の、薄めの紅茶みたいな飲み物になっていました。

浅煎りは「時間を短くするだけ」ではなかった。1ハゼの意味も、豆の水分が抜けるプロセスも、何も理解していないままやったツケがそのまま味に出ました。

2つの失敗が教えてくれたこと

深すぎたケースでわかったのは、時間だけを見ていてもダメだということ。煙の量、豆の色、音の変化、においまで全部が判断材料で、それを無視して「もっと行けるはず」という欲だけで進んだ結果でした。

浅すぎたケースでわかったのは、焙煎には「なんとなく」が通用しないということ。1ハゼは豆の内部で起きる変化の目印で、そこに至るプロセスをすっ飛ばしても、おいしい浅煎りにはならない。

どちらの失敗にも共通しているのは、「なんとなくわかってきた気がする」という油断が入口にあったこと。

失敗した豆は全部飲みました。捨てるのがもったいなかったし、記録にも残しておきたかった。

おいしくはなかったけど、そのときの煙の量とか、豆の見た目とか、味の感想が今の自分の感覚の土台になっている気がします。

うまくいったときより、失敗したときのほうが記憶に残ります。

焙煎はそういう意味でも、ログをつける価値がある趣味だとあらためて思いました。

これからもしっかりとプロファイルしていこうと思います。

それでは、また次の記事でお会いしましょう。

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