水分補給の8割がコーヒーと言ってもいいくらいコーヒーが好きです。大好きなコーヒーを飲むたびに、「この1杯は何円」とか考えて飲むのはストレスとなってしょうがない。なので、どうすれば安く美味しくコーヒーを飲めるのか考えてみました。
カフェで飲むコーヒーの値段では、毎日ガブガブ飲むのは厳しいですよね。気にせずガブガブ飲みたい!そんなコーヒー好きの悩みを少しでも解決できればと思います。
結論:生豆を買って、自宅で焙煎し、挽き立てをペーパードリップして飲む
いろいろな選択肢があると思いますが、「生豆を買って、自宅で焙煎し、挽き立てをペーパードリップして飲む」というのが個人的にたどり着いたゴールです。
どういった選択肢があり、どういった理由でこの結論に至ったか、ひとつひとつ解説します。
考えられる選択肢
- カフェのコーヒー
- 缶コーヒー
- インスタントコーヒー
- ドリップバッグ
- レギュラーコーヒー
- 焙煎済みコーヒー豆
- 生豆
コーヒーを飲む方法として、考え付く限りこんなものかなと思います。単価が高そうなものから並べてみました。
少しでも安く飲むために検討していきましょう。
いろんな飲み方でコーヒー1杯あたりの値段を考えた
カフェのコーヒー
まず、「おウチで」というキーワードから外れますが、美味しいコーヒーという観点から外せませんでした。評価の基準作りとして検討しました。
カフェで淹れてもらうコーヒー。お店のこだわりの豆をこだわりの淹れ方でこだわりのカップで提供される一杯。お店の雰囲気なども相まって、最高に美味しいですよね。
コスパ度外視してご褒美の一杯を飲みたいときは、お気に入りのカフェ気にせず飲みましょう。
ただ、日々飲むコーヒーとしてコストはどれほどなのかというと…
カフェのコーヒーは一杯あたり230円~500円前後
- スターバックスコーヒー…ドリップコーヒーshort 380円
- コメダ珈琲…コメダブレンド 460円
- ドトールコーヒー…ブレンドコーヒーS 250円
- タリーズコーヒー…本日のコーヒーshort 360円
お店によって一杯あたりの値段はまちまちだと思いますので、チェーン店のオーソドックスなコーヒーメニューから、最安の一杯で値段の評価をしていきます。
スターバックスコーヒーやタリーズコーヒーではおかわりサービスがあり、このサービスを利用すると2杯目が100円ちょっとで飲めたりします。1杯あたりの単価は下げられそうですね。
それを踏まえても、やはり1杯200円強というところでしょう。
缶コーヒー
「仕事の合間に自動販売機で買って一杯」的な手軽なコーヒー。
コーヒー好きとしては、混ざり気のないブラック無糖ではないでしょうか。
基準として調べたUCCBLACK無糖は、原材料コーヒーのみ!
UCC BLACK無糖 1本83円 ※Amazon調べ(2024年9月時点)
缶コーヒー 1本83円
インスタントコーヒー
ゴールドブレンドとかブレンディとか、粉末の粉をお湯で溶いて飲むタイプのやつです。
おうちで手軽に淹れたてのコーヒーを飲むといったときに、一番オーソドックスな選択しかもしれません。
ネスカフェ ゴールドブレンド 120g(60杯分) 980円 ※Amazon調べ(2024年9月時点)
1杯あたり約16円
うん、安い!違いの分かる男に憧れる。
ドリップバッグ
1杯分のコーヒー粉が個包装からされていて、手軽にドリップコーヒーを楽しめるタイプのやつです。
「インスタントコーヒーと違って、溶けないコーヒーあるらしいよ」的な気づきから、ドリップするコーヒーと出会うのが、コーヒー好きの道順ではないでしょうか。
ドリップするコーヒーの中では一番手軽です。
包装を開けた瞬間の匂いがたまらない。
ドトールコーヒー ドリップパック まろやかブレンド 100杯分 1,962円 ※Amazon調べ(2023年5月時点)
1杯約20円
レギュラーコーヒー
だんだん手間をかけるようになってきました。
自分でドリッパーとペーパーを用意する必要があります。
ちょっと贅沢な珈琲店 レギュラー・コーヒー 贅沢マイルドブレンド 1000g 1,310円
1杯10gで淹れるとして計算します。ペーパー代などは除く。
1杯約13円
焙煎済みコーヒー豆
ここからはコーヒー豆を挽くためのコーヒーミルが必要になってきます。
加藤珈琲店 ゴールデンブレンド 2kg セット 500g×4 珈琲豆 2,894円※Amazon調べ(2023年5月時点)
1杯約15円
手間をかけてるのに値段が上がる逆転現象が起きました。しかし、美味しさで考えても粉で売られているものと豆の状態から挽き立てで飲むものを比べると、各段に差が出てきます。
それから、今回比較したものは焙煎日などこだわらずに大手通販で比較しましたが、焙煎したてを手に入れると味が数段変わります。対面店舗などで一度焙煎したての豆を入手して飲んでみてください。
生豆
あまり目にする機会はなかったと思いますが、生のコーヒー豆はこんな感じの白い豆となります。
ここからは「焙煎をする」という手間が加わります。ハードル高し。
私もこのハードルを越えるのに5年くらいかかりました。ですが、越えてみて思いました、「もっと早く越えたかった(知りたかった)」と。
松屋珈琲 コーヒー生豆 ブラジル サントス No.2 17/18 (1kg袋) 1,960円
※Amazon調べ(2024年5月時点)
1杯約17円
死ぬほど手間をかけてるのに、またも値段に逆転現象…。
まとめ:生豆を焙煎して自分で挽いて飲んで頂きたい!(ごり押し)
比較してみた結果、非常に煮え切らない説得力に欠ける結論になってしまいました。
値段だけでみたら、こうなるんです。レギュラーコーヒーでいいんじゃないか。
でも、味が違うんです。
焙煎豆のところで言いましたが、焙煎したてを挽いて飲むと味が全然違います。焙煎したての新鮮な豆だとドリッパーの中で膨らんできます。これが常温下で1~2週間たつと鮮度が落ちて膨らまなくなります。鮮度にこだわらず安い豆や粉で選ぶと、買った瞬間から膨らみません。
自分で焙煎できるようになると、この鮮度の管理が自由自在になってくるんです。
その結果常に美味しいコーヒーがおウチで飲める状態になるんですね。
味ではカフェに遜色ないものが、1杯20円弱で飲めるようになってしまったら、缶コーヒーやインスタントコーヒーには戻れなくなるでしょう。
あと、焙煎している自分や豆を挽いてまでコーヒーを淹れる自分に酔うことができます。
すると、豆にこだわり、焙煎度にこだわり、道具にこだわり…。コーヒーの沼が待っています。
沼にどっぷりハマりましょう。
淹れ方の説明はこちら。
詳しい焙煎の仕方や豆の買い方等は今後記事にする予定ですので、読んでいただけると幸いです。